株式会社デジタル・フロンティア-Digital Frontier

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“仕事の流儀は、リスクヘッジ&トラブルシュート”
吉村 剛久

Takehisa
YOSHIMURA

Takehisa
YOSHIMURA

●プロフィール:
国立福島工業高等専門学校出身。前職で「アップルシード」のオープニングを制作したことが縁で2005年入社。現在はプロデューサーとして進行管理等に従事する。

現在の仕事内容と仕事のやりがい

元々はアニメーターでしたが、現在はプロデューサーをしています。主に新規案件の対応から、プロジェクトの予算、進行管理、クライアントとのやり取り等を担当しています。プロデューサーとしての仕事に対するこだわりは、リスクヘッジ&トラブルシュート。限られた時間、予算の中で、いかにデザイナーに最高のパフォーマンスを出させるか、かつクライアントを満足させられるか、ということが、自分の使命であり、それを完遂できた時に最高の喜びを感じます。それが世の中へも響く作品になれば、なお良しです。

携わった作品の中で最も記憶に残っているもの

「アップルシード」。自分が制作に関わった、最初のフル3DCG映画です。アニメーションAチームのリーダーをしていました。最高にキツイ仕事でしたが、最高の達成感を味わいました。この作品があるおかげで、今の自分があります。
公開初日の1回目の上映に合わせて、六本木の映画館でみんなで待ち合わせをして見た後に、昼から乾杯したことは、今でも忘れません。

デジタル・フロンティアはどんな会社?

作ることに関しては、クオリティが出せるまで、トコトンやり込む会社です。ハイクオリティなCGを作るには最高の環境だと思います。また、R&DやTDなど研究開発系のスタッフの人数が多く、ツールの開発や新技術の研究なども盛んに行っています。一方で、アートチームのメンバーも増えており、キャラクターデザイン、イメージボードの作成についても、内部から発信できる体制があります。テクニカルとアート、その両面からクオリティアップを目指しています。

Time schedule
of one day
ある日のタイムスケジュール

  1. 10:00

    出社

  2. 11:00

    社内定例会

  3. 13:00

    恵比寿に移動 外注先打ち合わせ

  4. 16:00

    クライアントと打ち合わせ

  5. 18:00

    市ヶ谷に移動 外注先打ち合わせ

  6. 20:00

    帰社
    ※仕事が早く終わった日は、スポーツジムへ

プライベートの過ごし方

吉村 剛久 年を重ねてきまして、かなり体重も重ねてきたので、数年前からスポーツジムに通っています。初めの3カ月で10キロ近く落としたのですが、その後は、行ったり行かなかったり、体重が減ったり増えたりで、今は、体重増えています(笑)。日曜にジムに行って、その後、整体へ行き、全身をほぐしてから、家に帰ってビールを飲む、というのが、今、一番気に入っています。これからは、体のメンテナンスが最重要課題です!

人生を変えた作品

この業界に入って、初めて制作に関わった「FINAL FANTASY Ⅷ」です。この作品がなかったら、今、CGの仕事はしていません。デジハリを卒業して、スクエニ(当時スクエア)の研修室に入ることができ、2週間にひとつ、課題を提出し、審査され、受かった人だけが残ることができる…という過酷な環境がこの業界のスタートでした。3カ月後くらいに無事「Ⅷ」の開発現場に配属され、デザインエンドまでモーションチームで働きました。なので、どのFFシリーズよりも思い入れがあります。